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春について

田中さん

 

お疲れ様です。

 

懸想文というものがあることを今日知りました。
江戸時代に流行ったそうですが、良縁などのお守りだそうです。
梅の花咲く枝に結わいて売られているらしいのですが、今でも京都で節分の季節になると売り歩くらしいです。
お守りには珍しく、中を読むことができるそうですが、その名の通り恋の歌でも書いてあるのでしょうか。

 

もちろん懸想文という言葉には、恋文と同じ意味もあります。
安吾は恋の歌が嫌いで、今も昔も恋すれば会いたいと想うし、会えなきゃ胸も苦しくなるもんだ、そんなものを上手に歌にしようが発情の鳴き声と変わらんと言っていた気がします。
私は中学生のころ、百人一首の恋の歌を好んで覚えておりました。
源氏物語も好んで読んでおりましたし、いろごとに関心があったような無いような、です。

 

田中さんは白梅がお好きでしたよね。
まだまだ寒い日が続きますので気が早すぎるかもしれませんが、早く白い梅の花が見られるのを楽しみにしております。

さよならだけが人生ならば、またくる春はなんだろう


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