日曜日
田中さん
また春がきます。
二度目の春がきても田中さんが大好き。
金曜日
田中さん
今週もお疲れ様でした。
眠れてますか?休めてますか?
せっかくの三連休です、私のことなど忘れて、ごゆっくりお過ごしください。
と言うことなのでこのメールも送りません。
今朝は田中さんが亡くなる夢を見ました。
どんな夢だったのか、ハッキリとは覚えていませんが、今でもまだ、本当に田中さんが生きているのか不安になる程に、悲しかったです。
私は今朝、田中さんが死んだ世界におりました。
田中さんが生きているならそれが一等うれしい。
田中さんが生きている世界で良かった。
あんなに悲しい夢は見たことがありません。
私は、きっとあんなに辛いことは、他にはありません。
木曜日
田中さん
玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば
忍ぶることの よわりもぞする
苦しい毎日を生きていますが、何となく、苦しさのまま生き続ければいつか田中さんに愛されるような気持ちがします。
そんな一筋の光を追いかけて、私はまだ絶えることができずにおります。阿呆さに笑ってやってくださいね。
私が苦しもうが苦しまなかろうが、田中さんが私を好きなままなのは、嬉しくもあれば、少しがっかりとすることでもあります。
私が変わったら少しくらい、変わってくれませんか。
水曜日
田中さん
もう私が死ぬ夢は見ませんか?
最近、眠りが浅くて疲れます。
田中さんが一時期でも、私のせいで深く眠れなかったのだと思うと胸を痛めます。
時々、田中さんの冗談が私にひと時の幸せをくれます。
本当に言うことは無いだろう言葉が、一度でもその声、その姿で言ってもらえたのがうれしいんです。
忘れられません。
冗談として、大事にしまっておきます。
自分へ
頑張って我慢して
独り言
毎日あなたから連絡がくるならいいのに
それが無理なら、あなたが生きてることだけわかるようにしてほしい
あなたの脈が聞こえる耳にしてほしい
大好きです
日曜日
あなたが私に同情しているのを知っている。
どうしよもなく可哀想だと思っているのを知っている。
やさしくなりたい